FAQ

サンプルについて

何年か前のサンプルが出てきました。使用していいですか?

品質が劣化している可能性が高いです。たとえ外観上に変化が無くとも機能や反応性に差が出る可能性がございますので、ご使用にならないで下さい。『サンプルオーダー』よりご依頼頂ければ新しいサンプルを送付いたします。

無償サンプルはありますか?

はい。100ml、若しくは100g程度を提供しています(一部の例外を除く)。「サンプルオーダー」にて受け付けています。

サンプルに白い沈殿物があります。原因はなんですか?

加水分解で発生した金属酸化物である可能性があります。何度もふたを開け閉めすると生じることがございます。ただ、製品によっては金属酸化物でないこともございますので、沈殿が生じている場合は、ご相談ください。

製品について

保管上の注意点はありますか?

弊社製品は一般的に加水分解性があり、水または空気中の湿気と反応を起こすため保管や取扱いに当たっては注意が必要です。

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不要な製品(サンプル)の廃棄処理はどうしたらよいですか?

各所属自治体のルールに従って処理して頂くようお願いいたします。SDS記載の“廃棄上の注意”もご参照ください。

通常在庫品と受注生産品の違いは何ですか?

(1) 通常在庫品

定期的に製造している汎用製品です。1缶からのご購入が可能です。

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オルガチックスとは何ですか?

「オルガチックス®(ORGATIX®)」は弊社が製造・販売する有機チタン・有機ジルコニウム・有機アルミニウムなど有機金属化合物の登録商標です。インキ、塗料、プライマー、高屈折率膜、電子材料、セラミックス、プラスチックフィルム、金属、ガラスなどの様々な用途に使用されております。

製品(サンプル)全体もしくは一部が固まっています。どうしたらいいのですか?

一部の製品は融点が高く、気温が低い場合に固まる(凍る)ことがございます。従いまして冬場にはご使用前に固化していないかを確認することをお勧めします。...

製品の保証期間はどのくらいでしょうか?

「納入後6ヶ月間(未開封、冷暗所保管)」を基本としております。ごく一部の商品に限り、「製造後3ヶ月間」など保証期間の短いものもございます。

GHS(化学品の分類および表示に関する世界調和システム)ラベルに対応していますか?

はい。全製品対応済みです。

SDSの入手は可能ですか?

はい。PDFファイルにて提出しております。「SDSリクエスト」で受け付けています

入目の種類について教えて下さい。

一般的な入目として、1kgと15kgの2種類がございます。製品によってはドラムやコンテナー対応も可能です。

性質について

各製品の加水分解反応性の違いについて教えてください。

弊社製品には加水分解反応性があり、空気中の湿気でも反応が進行します。
加水分解反応性は、金属種や配位子の種類によって異なります。

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製品の性能、性質について詳細説明をしてもらうことはできますか?

ご希望の場合は、商品説明会(訪問、オンラインどちらでも可)を行うことが可能です。『お問い合わせフォーム』より、ご興味のある内容・詳しく知りたい箇所等をご記入の上ご依頼ください。

反応触媒・架橋剤等の推奨添加量はどのくらいでしょうか。

各反応や用途によって推奨添加量が異なります。詳細は、『資料ダウンロード』ページより該当する製品の技術資料をダウンロードしてください。

各種溶剤への溶解性を教えてください。

HPの『製品紹介』ページにて溶解性をご確認頂けます。

オルガチックスTA-8、ZA-65については動画がございます。以下ご参照ください。

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チタンオリゴマー系コーティング剤のプライマーとしての効果について教えてください。

チタンオリゴマー系コーティング剤(PCシリーズ)をプライマーとして使用することで、基材と難接着樹脂層との密着性が向上します。
以下の動画をご参照ください。

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水溶性有機チタン化合物のPVAへの架橋効果について教えてください。

(1)弊社の水溶性有機チタン化合物で架橋したPVAは、耐水性が向上します。以下の動画(PVA不溶化)をご参照ください。

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オルガチックスSIシリーズを使用してウレタン化反応をさせたいのですが?

SIシリーズはイソシアネート化合物ですが、ウレタン化結合は形成しないためウレタン化反応には使用できません。
本品はSi-N結合が開裂しSi-OR結合を生成する反応となります。ご使用方法の詳細は『資料ダウンロード』ページより技術資料「オルガチックスSIシリーズ」をダウンロードしてください。

なお、SIシリーズは有償サンプル(20g/本)となります。

有機チタンに光触媒活性はありますか?

いいえ。有機チタン化合物そのものに光触媒活性はございません。弊社の製品を400〜600℃に焼成し、アナターゼ型酸化チタンを生成させれば光触媒活性を得ることが可能です

有機チタンを塗布、乾燥し皮膜を作りましたが膜が白化しています。透明な膜を得るにはどうしたら良いでしょうか。

有機チタンで皮膜を作る場合、アルコキシド・キレート化合物そのままを塗布・乾燥すると反応性が高すぎるため膜形成できず白化または凝集します。

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製品に色がつきました。原因はなんですか?

有機チタン化合物は、着色しやすい性質を持ちます。主な原因として、以下の3点がございます。

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使用方法について

チタンアルコキシドを使用してチタンめっきすることはできますか?

できません。チタンめっきではなく、酸化チタンになってしまいます。

製品を輸出することは可能ですか?

製品、数量、輸出先国などによって異なります。また、輸出梱包が必要な製品も多いため、まずは「お問合せフォーム」でお問合せください。

その他

カタログや技術資料が欲しいのですが?

HP資料ダウンロード』ページよりカタログ及び各種技術資料のPDF版がダウンロード可能です。

製品を購入したいのですが?

ありがとうございます。「お問合せフォーム」からお問い合わせ下さい。弊社営業部よりご連絡させて頂きます。

お問い合わせ

有機チタン、有機ジルコニウム、その他有機金属化合物に関するご要望、製品に関するご質問や、
資料・サンプル請求をされる場合、お困りのこと等がございましたらお気軽にお問い合わせください。

マツモトファインケミカル(株)営業部
TEL 047-393-6330    
FAX 047-393-1063