Technical

2020年12月21日

メディア掲載

雑誌「工業材料」への連載 第6回シリコーン硬化反応における触媒作用 ~環境を考えた選択-3~

弊社のオルガチックスシリーズ(有機金属化合物製品)の化学構造・基本反応や触媒・架橋剤・酸化金属膜形成剤等の応用例を、雑誌「工業材料」にて連載しております。 2020年11月号ではシリコーン硬化反応における触媒作用について紹介しました。 縮合型シリコーンの硬化反応ではルイス酸系の触媒が用いられることが一般的であり、その中でもスズ化合物が比較的汎用に使われております。 スズ化合物は優れた触媒である反面、硬化後も触媒活性は失活せずに残存し、経時による硬化物の劣化などにつながるといった問題が指摘されております。 これらの触媒の代替となり、且つ硬化後は触媒活性が失われ、硬化物への影響が少ないといわれている有機チタン、有機ジルコニウム化合物について紹介しました。 ご質問のある方や更に詳しく知りたい方がいらっしゃいましたら、是非当社にご連絡ください。

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